2018/11/08

VOICE 54/右手の痛み

 私は2年前に脳梗塞になり、2週間ほど入院しました。発見したのはいつも行っているプールで右回りにぐるぐると回転して、一向に進めなくなったからです。これは変だと、掛かり付けの内科医に相談に行ったところ、即座に脳梗塞と診断され、紹介状をもらって専門医のところへ駆け付けました。その場で脳のCTスキャンを受け、あと5mm広がっていれば半身不随になる所だと言われました。

 幸い症状は軽い方で3種類の投薬を続けながら、リハビリに通い退院しました。思えばその前兆は2週間ほど前からあったようです。単に仕事の疲れだと思っていたのですが、そうではなかったようです。それにしても何と脳梗塞の患者の多い事か、もっと症状が重く歩けない人達を周囲に見ると、本当に症状が軽かった事を感謝せずにはいられません。
 
 その名残りで、軽い症状ですが右手の不自由に難儀しておりました。特に言葉が思うにまかせず、思っている事の半分も喋れない状態で、右手右足に軽い障害が出ております。水泳などリハビリをやって何とか日常生活は無事過ごせるようになりましたが、健常であった自覚からすると、もどかしい思いを持っておりました。

 その後、東方鍼灸院を勧められ施術を受けました。やってすぐに右手の痛みが取れ、動かなかった中指が動くようになりました。これは本人にしか分からない感覚で、本当に鍼灸の威力は大したものだと感謝した次第です。これからも鍼灸の効果を見直し、友人にも勧めたいと思っています。
2015年 帯広市 男性

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