2018/10/17

VOICE 53/視力


VOICE 52/視力


VOICE 51/視力


VOICE 50/視力


VOICE 49/視力


VOICE 48/視力


VOICE 47/視力

 私は小6の頃から視力が低下し始め、当然のように眼鏡をかけ今まで生活してきました。目が悪くなったら眼鏡、と当たり前のように思っていた私が中3の進路決定の時期、視力の面で1つの問題にひっかかりました。志望校の合格基準が0.3以上の視力が必要だというものでした。
 
 その時、私の視力は0.08しかなく、先生や周りの人達からは次を考えろと厳しい態度を受けました。しかし私はどうしても諦めきれず、視力回復のあらゆる器材や治療を受けましたが、結局0.08から0.09という結果でした。私も諦めかけていた時、鍼灸治療と言うものを知りました。周りの人達は今までのと同じだと諦めていましたが、私は最後、この治療にかけてみました。

 実際に受けてみると、治療を受けた瞬間に体の変化を感じ、治療後には全然見え方が違っていました。通院する度に見え方が変化し、結果としても3回目で既に目標の0.3に達し、最後には0.6というすごい結果が残りました。私は実際に治療を受け、鍼灸治療とは医学の延長線上にあると感じました。医者には出来ない事を行い、実際に結果として残っている事は事実です。今までには得られなかった道を発見したような気がします。
2002年 帯広市 中学生 男子

VOICE 46/肩の関節痛

  私の関節痛は平成元年頃より、年中、関節痛に悩まされ続けておりました。その間、指圧、整体、病院の治療に通いましたが一向に効果もなく、特に病院では働き過ぎですよと湿布薬をいただくのが関の山でした。症状としては、車を洗うのも痛い、ハンマーを振り上げるのも痛い、手に石けんをつけて洗うのも痛い。このような事で年中、痛みを忘れることのない毎日でした。

 このような状況の時、新聞で吉川先生の記事を拝見し、妻が膝痛で通院を始め、私も治療を受けてみようと、今年1月より、週2回の治療を受け、その間、毎晩温灸をしておりましたが、日に日に痛みが取れていくのがわかりました。計13回の通院で今は痛みもなくなり本当に喜んでいます。この期間だけで完治とは言えないかも知れませんが、痛みがなくなった事は事実でございます。心からお礼を申し上げたく一筆とった次第です。
1998年 帯広市 男性

VOICE 45/視力・チック症

 私の子供は現在、中学1年生の男の子です。小学校5年生の時、家庭環境が、ある事情で一変してしまい、転校、親の不安とあらゆるものが重なってしまい、5年生の後半頃から体の筋肉が引きつるように動き、学校から帰ると疲れがひどく毎日眠ってばかりでした。食欲もなく体の動く事で友達ともうまくつき合っていけなくなり、積極的な子がすっかり何事にも自信をなくしてしまいました。

 筋肉の動きが一番ひどい時はある鍼灸院の先生が鍼をするのがこわい位だったとおっしゃっていました。知り合いの内科の先生から、チック症と診断され、神経科に紹介状を書いていただき、通院して5ヶ月位たった頃、動きが一時治まりました。現在は1年に2回ほど通院しておりました。

 中学生になり、休んでいた野球を始めました。春頃にボールが見えづらいと目を充血させている事が多くなり、眼科に行きました。視力が右0.7、左0.8で遠視に乱視が混ざっているので、眼鏡をかけるようにと言われ、眼鏡を使う事になりましたが、その頃から背中の痛み、肩の痛みを訴えるようになり、首を振ったり、背中の筋肉が引きつるようになり、勉強で鉛筆を持って物を書いている時など、手や背中に汗がびっしょりになっていました。

 背中をマッサージしたり、灸をしたりしていましたが、職場の上司に東方鍼灸院の話を聞き、お世話になる事になりました。目とチック症の両方の治療をしていただく事になり、初めての日はマジックを見ているようでした。背中の痛みが見てる間に楽になり、0.5だった視力が治療後、0.7になっておりました。いつも体を動かさないようにと、硬い表情がずいぶん変わってきました。先生の舌診で子供の特徴をずばりとおっしゃった事にもびっくりしました。

 視力は、毎回伺う度に0.2〜0.5位上がり、5回目には2.0になりました。現在は、目に疲れが全くなく、背中からお尻にかけての動きは、すっかり良くなりました。もっと早く先生を知る事ができたら、子供をこんなに長い間、苦しい思いをさせないですんだのではないかと感謝の気持ちと心強さでいっぱいです。
1989年 浦幌町 中学生 男子

2018/10/15

VOICE 44/白内障・近視

 昨年10月に白内障と診断された母が、新聞で鍼治療の記事を読み、現在の視力が維持出来ればという思いから治療を受ける事にしました。私も近視(7年前位から)でしたので、東洋医学への興味もあり、動向することにしました。

 治療後、母の視力は驚くほど回復し、右0.3、左0.4が4日目にして、右1.0、左0.8まで回復し、私の視力も急激な変化ではありませんでしたが、右0.2、左0.3から6日目には、右0.4、左0.5にまで回復しました。早期治療が早期回復につながる事は確かな様です。

 身体の柔軟性は健康のバロメーターと言われ、コリと病気の関連性については、以前より興味がありましたが、今回鍼治療を実際に体験し、施術後の痛みの緩和等から「気」が通ったという不思議な体験に東洋医学の神秘を感じました。これからは「自分の健康は自分で守る」という、 ひとりひとりの健康に対する意識の向上が最も大切な事だと思いますが、東洋医学の持つ、予防医学の重要性も痛感致しました。
1988年 帯広市 女性

VOICE 43/頚肩腕症候群

 私は脳外科で頚肩腕症候群という病名です。以前、デパートの階段2階から1階に落下したのが原因です。症状はすごく怒ったり、心配すると手足が痙攣して歩く事も立つ事も出来なくなります。また、昼頃から脈を打つような頭痛が始まって吐き気を催します。夜になってますます激しくなり嘔吐することもあります。また、頭がぼーっとして右の耳がぴーぴー鳴り、妄想がはげしくなり精神的に混乱するようになりました。その後、精神病院に10日間入院し、精神鑑定してもらったところ、頭の後ろの神経が切れるか伸びるかしていると言われました。脳外科の先生は、もう治らないから病気とつき合っていくしかないと言われました。

 ところが、東方鍼灸院に通う知人から勧められ、一度施術を受けたところ、まずひどかった便秘が解消し、足もいつも冷たかったのですが、夜寝ていても電気毛布がいらなくなりました。また、私は子宮筋腫と子宮肥大のため下腹が病んでいましたが治癒しました。そして2回目になったら肌がツルツルになってきて色も良くなりました。また、歯茎から出血し、薬の副作用で口内炎がひどかったけれど治ってきました。それから、爪が欠けたり、ヒビが入って伸ばす事が出来ませんでしたが、きれいに伸び、爪も欠けたりしなくなりました。就寝時、薬を飲まないと絶対に眠れませんでしたが、服薬量も半分になり、肩に重い物を背負っている感じがなくなり本当に楽になりました。

 今回の施術で6回目になりますが、以前の生活が嘘のように楽になって、昼寝も3時頃までしないと1日もたない生活でしたが、今は昼寝しなくても元気で1日を過ごせるようになりました。私は、鍼や灸なんて、と馬鹿にして今まで1度も行った事がありませんでしたが、早いスピードで良くなっていくのにはびっくりしました。首の出っ張りの骨もひっこんできました。また、長い時間の読書も可能になりました。こんなに良くなって本当に嬉しいです。廃人同様の私でしたが生き返った気持ちです。
1995年 帯広市 女性

VOICE 42/視力

 子供の視力の悪さに気付いたのは、ちょうど1年前の学校での視力検査の時でした。気になりながらも、年を越しての春休みに眼科を3軒回り、1軒目ではすぐに眼鏡をかけてくださいと言われ、びっくりしました。それから回った2軒はそれぞれ違う事を言われ、とても納得出来ず考え込んでしまう私は、数日間眠れない日が続きました。

 子供自身、「眼鏡は絶対イヤ!」と強く固持していて、私も悩み続けましたが、友人などのアドバイスを得てやっと吹っ切れた時に知り合いからこちらの話を教えてもらいました。ちょうど私自身、気持ちが楽になっていた時でしたので、気楽に「お願いしてだめだったら仕方がない」とお世話になることが出来ました。

 ところが、驚く事に治療を始めたその日から、視力が上がり、すぐに落ちてしまうのかと思ったら、日一日と上がり続けました。先生方には当たり前でも、私はただびっくりと嬉しさで不思議でなりませんでした。母親の私自身、指圧や鍼などを1度も経験した事がなく、気持ちが良さそうだなという感覚で、全く知識がなかったものですから、鍼で視力が良くなるなんて「まさか」という思いがありました。ところが、本当によくなったんですよね。

 あれほど悩んだ事がなんだったのかなと思うほどでした。何よりも本人が嬉しかったみたいで、2年生になって学校での視力検査があった日、帰ってくるなり、「お母さん、全部見えたの。見えたんだよ。」と大きな声で家の中に入ってきました。今まで見えなかったところが見えて、周りのお友達と同じ位まで見えたという感じが少しオーバーな表現になったのでしょうか。子供と同じで私も嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
1995年 帯広市 男子(小学校1年生)

VOICE 41/嘔吐・めまい・足のふらつき

 子供の頃から耳が弱く、疲れてくると耳の中が化膿する事などがあり、時々耳鼻科に通院していました。11月21日から体調がすぐれず、嘔吐とめまいがしたので、内科へ行き薬をもらいましたが、次の日も良くならず、少し前に耳の不調のため、耳鼻科で診察を受けたところ、やはり化膿しているとの事でした。

 薬を飲み安静にしていましたが24日に歩く事が出来なくなり、内科で血液と尿の検査を受けましたが、特に悪いところがなく、25日には脳神経外科の検査も受けましたが、正常との事で耳の治療を続けるように指導されました。

 それから私の看護に、娘夫婦が帰省し26日から体内の毒を出し、内蔵を強めるという食事法を始めました。今後、薬に頼っていくのではなく、体質を変えて丈夫にならなくてはいけないということで、同時に鍼灸治療も受けるように勧められました。

 鍼については、昔1度受けて効いているので違和感はなく、1日でも早く良くなればという思いでした。治療中は大変気持ちが良く、日に日に足のふらつきも少なくなって、体が軽く感じられます。治療時間のゆとりや、先生方に対する信頼感なども大切な作用と思います。
1994年 帯広市 女性

VOICE 40/ムチウチ

 私は車の衝突事故により、首を捻挫してしまいました。もの凄い痛みで首はもちろん、前後左右に動かす事は全く出来ず、歩くのもやっとのことでした。整形外科に通いましたが、そこでは飲み薬と湿布役のみで、あとは安静にしていれば治るとの事でしたが、痛みはひどくなるばかりで痛み止めの注射と座薬を使用しても、いっこうに良くならず、夜も眠れないまま5日間が過ぎました。

 激痛の中で体の自由もきかない毎日は、1歳半の子供のいる私には苦痛の毎日で「ほんの少しでいいから、この痛みから解放されたい…ほんの少しでいいから…」という願いだけでした。ちょうどその頃、知人に紹介されたのが東方鍼灸院さんでした。鍼は1度経験したことがありましたので何の抵抗もありませんでしたが、首に直接鍼をするものだと思い込んでいた私は、少しばかり不安を感じていたところ、先生の「首には直接しないで1番遠いところ、手と足から始めます」の一言で緊張がとけました。

 1回目の治療が終わり、ベッドから置く上がったときには、1番痛みのひどかった部分が半分位の痛さにしか感じられず、今までの痛みがまるで嘘のようにすうっと消えた感じでした。痛みが半分程なくなったせいか、気分も晴ればれとし、その夜は久しぶりにゆっくりと眠る事も出来ました。次の日、歩くのも首をかばい、ぎこちない姿勢だったのが、普通に近い状態で歩く事も出来るようになりました。首はまだ動かす事は出来ませんが、痛みは今までの半分ほどです。今までのなんとも言えぬ激痛から解放され、思わず「助かった…」とつぶやいてしまいました。

 2回目の治療で痛みは7割ほど消え、3回目ではほとんど痛みはなくなり、首も少しずつですが動かす事が出来るようになりました。4回目で痛みは全くなくなり、首を動かすと痛む程度で、やっと自分で車の運転も出来るくらいに回復しました。その後も治療を続けていますが、首を動かした時に生じる痛みも徐々にやわらいできています。病院の治療でいっこうに良くならなかった痛みが、たった1回の鍼治療で、半分もの痛みがなくなり、楽になってしまうなんて私自身、信じられないというか、凄い驚きでいっぱいです。
1994年 帯広市 女性

VOICE 39/中心性網膜炎

 私は去年の9月に、左眼の像の中心部が暗く、物がゆがんで見える様になり眼科を受診しました。診察の結果は、ストレスが原因と思われる中心性網膜炎でした。治療方法としては、レーザー照射ということでしたが、私の場合は発生部位の関係でレーザー治療は避けて、循環改善剤とビタミン剤の服用で様子を見るということになり、その後、半年間、診察と内服薬の服用を続けました。しかし、やや視力が回復した程度(矯正視力で0.2→0.4)でした。

 あきらめかけていた今年の3月頃に吉川先生を知り、初めて鍼灸治療を受けました。正直言って、鍼灸を含め東洋医学にあまり興味も理解しようとも思っていませんでしたが、今の視力では、仕事後の疲労も強く(私の職業は歯科医です)、少しでも視力が回復すれば、その可能性があるのなら…と思い受診したのです。3月末から7月まで、まだ12回ほどですが、初回に0.4であった矯正視力が1.2までに回復しました。

 眼科を受診していた最初の半年間で0.2→0.4に回復しただけだったものが、わずか12回ほどの鍼灸治療で0.4→1.2に回復しています。正直言いまして、これは驚きであり、また受診の度に回復していく視力を見て、鍼灸治療を受診することが楽しみになっています。また視力だけでなく、全身状態も良くなっているようです。確かに鍼灸治療は一般に正しい理解や評価を受けていないのが現実かも知れませんが、吉川先生のような多くの知識と技術のある鍼灸治療であれば、必ず治療効果が得られると思います。
1993年 帯広市 男性

2018/10/14

VOICE 38/食道アカラシヤ

 平成5年8月頃より食べ物が詰まるような違和感おぼえ、病院で診断していただいた結果、どこにも異常はないと言われましたが、その後もその症状が続き10月頃、別の病院で診察していただいた結果、食道と胃の働きが悪いのでこうした症状になると言われました。
 
 その後、通院してもあまり良い効果が得られず平成6年4月末、約2週間の入院をいたしました。先生、看護士さんには特効薬というのはないので気長に治しましょうと言われました。退院後も1ヶ月に1度程度の食道の掃除的治療をしていただきましたが、2週間に1度、1週間に1度とその頻度が高くなり、自分としましても散歩、縄跳び等努力はしましたが、その効果もあまり現れませんでした。

 東方鍼灸院に通うようになり、食べられる量も増え、徐々にではありますが、自分自身に自信が持てるようになりました。それも鍼の効果が現れてきていると感じております。病院の先生にもその旨をお話ししたところ、「鍼治療もよいことですよ」と言われ、私としましても安心して通院し、治していきたいと思っております。
1996年 帯広市 男性 

2018/10/12

VOICE 37/座骨神経痛

 私は一昨年の秋、背筋力のテストで力み過ぎ、腰を痛めてしまいました。痛めた腰は3ヶ月程度で、一応自然治癒しましたが、負傷して1年後の昨年9月初旬から右足の大腿部とふくらはぎにかけて痛みを感じるようになりました。最初は断続的な痛みでしたが、ほどなく持続的なひどい痛みになってきました。そこで病院の外科で診察を受けたところ、筋肉痛とのことでしたが納得出来ず、知人の勧めもあって東方鍼灸院にお世話になりました。

 その頃、私は痛い足を引きずりながら休み休み、50メートルほど歩くのがやっとでした。診断の結果は、既にしびれも伴った「座骨神経痛」で治療は長引くとのこと。これにはうんざりしました。腰を痛めてから徐々に症状が進行していたのです。私は今まで鍼治療にはいたって無関心で、鍼治療がなぜ効くのかわからず、鍼の効能を信ずる気になれませんでした。しかし自分が患って初めて手にした鍼灸医学の書物により一つの知識を持ったのです。それは、鍼治療によって体内に有する一種のモルヒネに相当するものが患部に作用するというものです。しかも体内のものを利用するのですから、無論害はないわけです。

 鍼治療の根拠や効能は、まだ色々とあるようですが、私は治療の根拠をひとつ理解したおかげで、迷わずに治療を続けることが出来ました。全治までには6ヶ月かかりました。痛みがとれるまでに3ヶ月、しびれがとれるのに更に3ヶ月かかっています。その間、終始、親身になって治療して下さった先生に心から感謝しています。
1994年 帯広市 男性

VOICE 36/頭痛・緑内障・冷え性

 高校三年生の時の胃潰瘍に始まって20年以上、私は病院と薬なしに過ごした事はありませんでした。鍼灸院にもあちこち行きましたが、体の不調は治りませんでした。帯広に来た当初も体はがたがたで、東京への病院通いは続いていました。鍼灸の治療も続けようと、電話帳を調べて、一軒一軒見て歩きました。その中で東方鍼灸院の外観がなんとなくよい雰囲気でしたから、もしあまり感じよくなかったら、すぐにまた他を探すつもりで、とりあえず施術を一回受けてみました。

 ところが、なんと、この先生の鍼は今まで受けたどの治療院よりも体に抵抗なく、しかも、効果が持続したのです。今まで、結構評判の高い先生から治療を受けていたのですが、真っ暗闇にさっとひとすじの光が射すような感覚は、この時が初めてでした。

 以来、三年間、ずっと東方鍼灸院の施術を受けています。あちこち具合の悪いところだらけだった体が、少しずつ薄皮をはぐように軽くなっていき、気がついたらすっかり元気になっていました。東京にいた頃は、桜満開の4月になっても重ね着し、手袋なしに外出することはありませんでした。それが今は零下2度でも素手で歩き、今日は暖かいなと感じるようになりました。

 また、長年の緑内障で、衰えていく一方だった視力が回復したのにも驚いています。今までは、毎年検眼しては作り替えていた眼鏡を、この3年間一度も作り替えることなく使用しています。いつもぼうっとして重かった頭がお灸をしていただくうちに、だんだんとすっきりしていき、今は、長時間集中して仕事が出来るようになりました。ずっと昔、学生だった頃の集中力が戻ってきたようです。最近、すっかり鎮痛剤を飲まなくなっていることに気付き、胃薬、風邪薬とも縁が切れて、心身共に健康になりました。
1993年 帯広市 女性

VOICE 35/生理不順・生理痛

 その頃の私は、精神的疲労が激しく、仕事を終え帰宅すると体はぐったりとなり、顔色は黄ばんだ色を帯びていました。食欲はなくなり、急速な視力の低下、冷え性、だるい、といった状態でした。いつもあるのは溜息と虚脱感という不快感だけでした。病院へ何度か通ったのですが、風邪だから安静にしていれば治るという言葉が返ってくるばかりでした。しかし症状は好転せず、何ヶ月も悶々とした日々が過ぎていきました。

 私が鍼治療を受けるきっかけとなったのは強度の月経痛によるものでした。私の月経周期は、三ヶ月に一度。その度に嘔吐、下痢、あげくの果てに床に転げ回るほどの激しい下腹痛に悩まされるのでした。そんな状態の私を見かねた父親が、鍼灸を勧めたのでした。
治療後、激痛は治まりました。またその数ヶ月後、不順だった月経周期は毎月規則正しく訪れるようになりました。

 鍼治療の効果でしょうか。体中の正常なリズムが働き出し、血液が浄化し、血液の循環が良くなったのでしょうか?くすんで悪かったあの顔色が、赤みを帯びてきました。少しずつですが、食欲も出て気分的に楽になりつつあるようです。体のリズムが一つ崩れ出すと次から次へと急所を襲ってきて不調を訴えてくるものだということを痛感させられました。充分な栄養を補い、休息が健康な肉体と精神をつくるものだという事。このあたりまえの予防に勝るものなしといったところでしょうか。
1992年 帯広市 女性

VOICE 34/原因不明の首の締めつけ

 11月頃より原因不明の首の締めつけがおこり、日常生活もままならぬ状態のまま4ヶ月間を苦しみ悩み続けました。その間、内科、耳鼻咽喉科、整形外科を転々とし、検査等受けましたが、異常なしとの事でほっとする反面、これからどうしていいのかわからず途方に暮れる毎日を送っていました。

 そんな時、知り合いから鍼で評判の東方鍼灸院を勧められ、鍼治療をすることを決心し、通院致しました。肩のコリ、首筋のコリも回を重ねる毎に楽になり、首の締めつけも驚くほど楽になりました。4ヶ月も苦しみ続けたのが嘘のように思えるほどです。

 舌診で胃腸が弱っているとのことで、そちらも施術していただき、重苦しい思いから解放され、今は健康体にかなり近づいてきていると自覚する今日この頃です。健康であることの喜びを、ひしひしと感じております。
1992年 帯広市 女性

VOICE 33/膝関節炎

 足関節炎の病気で何年も苦しんだ1人として、今健康な体になった喜びでペンをとりました。私は足関節の痛みで整形外科を何軒も代えながら、何年にもわたる通院治療を続けておりました。診断は老化からくる関節炎。主な治療は関節部分に鎮痛消炎剤を貼付けるか、または電気で患部を15分前後温めるもので、少々良くなったり悪くなったりを繰り返しで、回復の進展がなかなか見られませんでした。

 それでも何とか少しでも痛みがとれ、普通に歩く事が出来れば、と思い通い続けて参りましたが、その後、症状が悪化し歩行が困難な状態になりました。膝も曲げる事も出来ず、このまま固まってしまうのではないかと不安な気持ちがよぎりました。何かよい治療法がないものか、と迷っている時に東方鍼灸院を知りました。

 私は鍼灸は初めての事ですが、吉川先生が長年、中国医学のご研究をなされ、治療に対する立派な記事を拝見し、施術をお願いすることに決めました。また、通院中にテレビで医学上からの鍼治療の効果と重要さが放映されているのを見たことにより、なお一層の鍼灸の可能性を感じていました。

 施術を受けて2ヶ月位は効果を感じるほどではありませんでしたが、3ヶ月が過ぎた頃、効果が徐々に見え始め、4ヶ月、5ヶ月と過ぎていく度に回復が早くなり自信がつき、歩くにも間接の痛みが薄らぎ、7ヶ月ほど経過した今、健康な時と同じようにどんどん歩く事も座る事も出来る状態になりました。長い間苦しんできた関節炎がこのように短い期間で回復に導いた鍼灸の効果に驚いております。
1992年 帯広市 男性

VOICE 32/ 変形性膝関節症

 痛い痛い毎日寝ても覚めても歩けばもっと痛い。痛いという言葉しか出てこないような毎日でした。40代後半位から、つま先がちょっとぶつかると、膝の内側に痛みがありましたが忙しい事もあって余り気にせずにおりました。10年ほど前から正座する事が出来なくなり、病院に行きましたら、変形性膝関節症 と診断され、注射と痛み止めのお薬と電気をかけに3年ほど通院致しました。複数の病院にかかりましたが、どこも同じ事を言われ治療もあまり変わりません。

  その内、だんだんど痛みがひどくなり、一向によくなりませんでした。膝はゴムまりのように腫れ、立ち上がってもすぐに歩く事が出来ず、階段など両手をつい て、四つん這いになって上り、下りる時は一歩一歩横向きで下りてくる。また、夜はその痛みで目が覚めるほどになりました。近所の人も心配してくださり、お灸が良いと教えられ、一昨年夏頃よりお灸に通いました。始めは何となく痛みもやわらぎ、膝の腫れも少し小さくなったようなので、これでだんだんよくなるだろうと思い、治りたい一心で熱いのを我慢しながら通いました。

 しかし 、1年以上経過しても、それ以上良くならず、熱さだけが体に応え、苦痛になってきたのです。膝どころか、足首の方まで固くなったようで、腫れが甲の方まで きてしまいました。もう毎日が泣きたいような気分でした。そんな日々を送っていた昨年の10月頃だったと思いますが、新聞で東方鍼灸院の記事を目にしまし た。中国医学で二千年以上も前からの治療法との事。もう藁をもつかむ思いで、東方鍼灸院の門をくぐりました。既に11月の末になっていました。

  吉川先生は、私の足を一目見てびっくりなさった様子でした。たくさんの灸の痕だらけの足ですから、人様が見たら本当に驚くでしょう。それから毎日施術をし ていただきました。始めは、1週間続け、その後は1日おきです。施術当初はベッドに横になっても、足が真っ直ぐ伸びず、タオルを膝の裏側に入れてもらいま した。

 年を重ね、慢性になっているので治らないにしても、とにかく痛みだけでもとれればと思っていました。1週間位か ら、座っても立っても痛かった膝の感覚が違ってきたのです。腫れ上がっていた膝、こわばっていた足がとても楽になり始めました。治療院に入る階段も、手す りを手の力ですがりつくようにして上ってきておりましたのに、掴まるだけで上ってこれ、またベッドの上でもタオルがいらなくなりました。

  あんなに痛かった膝の痛みも嘘のように遠のいていきます。毎回、施術に通う度にその効果がはっきり感じるのです。先日は少し座ってみたくなりました。このような気持ちになることは、何年もなかったことです。恐る恐る座ってみました。痛みはありません。まだきちんと座れるという訳ではないのですが、座布団を二つに 折って座ってみました。1分、2分。座れました。膝が曲がる。痛くない。夢のような気持ちです。

 長年、痛く苦しい思いを してきましたのに、まだ2ヶ月ほどの治療でこんなに良くなるなんて、信じられない思いです。もっと早く来ていたら、あの痛みに泣く事もなかったのに。この頃は時々、足の悪いのを忘れているのです。また施術に通うのが楽しみのひとつになりました。冷たい雪が融けて春がくるように、私の足も暖かくなるまでには、もっともっと良くなっているでしょう。
 1994年 帯広市 女性

2018/10/11

VOICE 31/糖尿病

 1月下旬、特大の疲労感に出会いました。仕事は21年目を終えようとしている保育士です。17年間を保育所、その後は児童養護施設で働いていました。常に疲労感はありましたが、職業上こんなものだろうと思っていましたが、今回は、ちょっと異質な感じを自分でも感じていました。

 病院の診断書には、糖尿病をはじめとして、数多くの病名がついていて、私は本当にまた仕事に復帰出来るだろうか、と気持ちばかりが深く落ち込んでゆき、それと共に体重も1日1キロといった感じで減りだしていきました。15キロ位減った頃には、皮膚はたるんできて、歩くのもやっと。人間の血糖値は正常で80〜100と言われますが、糖尿と言われた時は、空腹時で188ありました。本を読んで病気を知れば知るほど絶望感が強くなります。だんだん歩くのさえ息切れするようになりました。

 心配した姑が東方鍼灸院に電話を入れ、吉川先生にお願いしたのがきっかけで通院が始まりました。本当にどうなるのかな、私は大丈夫なのか等、本当に気持ちの上では再起不能のようなものでした。でも、先生のひとつひとつ根気よくやってゆきましょう、というお言葉と、血液を汚すのがいけないのですよというお話は、深く染み渡りました。

 若いつもりで体を過信して、顧みる事をしなかった私の体。おかげで病気のデパートだと病院の医師は言いました。でも、施術をしてゆくうちに、身が軽くなると同時に心も軽くなっていきました。はじめの3週間位は毎日の通院でしたから、日曜日が入って施術に行けない日は逆に不安になったりしました。静かな治療室で、先生と話をしながら心が潤い、体も健康をめざしていったように思います、自然治癒の力を高めるための鍼治療は、私の心のあり方にも自信をもたせてくれました。あれほど悩まされた頻脈も、今は小康状態です。このまま、おさまってほしいと願っています。糖尿は、今のところ病院の先生は良い方だと言ってくださっています。

 四月になって、私は再び保育所で保育士として、1歳3ヶ月から2歳9ヶ月までの幼児、11人を若い保育士と2人で保育にあたっていますが、今度はだっこの回数や時間が多くて、腕や肩がやられていますが、土曜日は治療院で施術していくのが、どうやら生活の一部になりそうです。これからも、完全に治癒したわけではない体で仕事をしていくのですから、私には鍼灸は欠かせないと思っています。どんな病気にも患者と一緒に考えて下さる先生がいらっしゃるのですから。1月の自分を振り返ってみると、4月の自分が信じられない位です。私には鍼は効いています。合っているとつくづく思いました。
1988年 帯広市 女性

VOICE 30/心臓病(狭心症)

 病人の身勝手というものでしょうが、あのすさまじいばかりの苦痛と不安を今は忘れかけている日々です。最初、心臓の異常を感じたのは昨年3月でした。何度か短い痛みはありましたが、過去に病気らしい経験がなかった私は、格別気にする事なく過ごしていました。しかし、4月下旬の痛みは胸だけでなく、手足の先も凍りつくような脂汗の吹き出る言いようのないものでした。

 病院から発作を押さえる薬を頂きましたが、一日数回の発作で20錠の舌下錠は数日でなくなる有様でした。数ヶ月が過ぎても状態は変わらず、悪い方向へ向かっているのを感じ、最悪の結果も考えました。そんな時、NHK教育テレビで東洋医学と漢方が三日連続で放映されました。 中国での医療の実態が中心でしたが、あらゆる病気の治療、心臓ももちろん良い結果をおさめているというものでした。

 東洋医学にろくに知識もない私が、東洋医学の治療を受ける事は到底無理な事でした。その矢先、道新に東方鍼灸院に中国から陳教授来帯が報道されたのです。その後、吉川先生の元で治療が始まりました。鍼をしている間、とても楽になり心臓が暖かに感じるのですが、家に帰ると、再び発作が起きたりしました。治療室でも発作を起こしましたが、手の「内関」への鍼治療で左手から胸、胸から右手の間がジーンとしびれて電流の流れる感じがして、一瞬にして発作が抑えられるのです。鍼の威力を思い知らされました。

 その後、良くなったり悪くなったり不安な日が続きましたが、 2ヶ月を過ぎた頃から発作の回数が極端に少なくなりました。そして、12月16日の短い発作の後は、今日まで一度も発作が起きる事がなくなりました。20キロ近く減った体重も増え、黒ずんでカサカサになった皮膚にもツヤも戻りました。

 鍼灸は肩こりや腰痛を治療するもの程度の認識しかなかった私でした。身近なところに、東洋医学の奥深い知識の上での、確かな治療をしてくださる先生のいらっしゃったことが幸でした。重い狭心症を完治の方向へ導いてくれた先生に感謝です。
1987年 帯広市 女性