2018/10/15

VOICE 42/視力

 子供の視力の悪さに気付いたのは、ちょうど1年前の学校での視力検査の時でした。気になりながらも、年を越しての春休みに眼科を3軒回り、1軒目ではすぐに眼鏡をかけてくださいと言われ、びっくりしました。それから回った2軒はそれぞれ違う事を言われ、とても納得出来ず考え込んでしまう私は、数日間眠れない日が続きました。

 子供自身、「眼鏡は絶対イヤ!」と強く固持していて、私も悩み続けましたが、友人などのアドバイスを得てやっと吹っ切れた時に知り合いからこちらの話を教えてもらいました。ちょうど私自身、気持ちが楽になっていた時でしたので、気楽に「お願いしてだめだったら仕方がない」とお世話になることが出来ました。

 ところが、驚く事に治療を始めたその日から、視力が上がり、すぐに落ちてしまうのかと思ったら、日一日と上がり続けました。先生方には当たり前でも、私はただびっくりと嬉しさで不思議でなりませんでした。母親の私自身、指圧や鍼などを1度も経験した事がなく、気持ちが良さそうだなという感覚で、全く知識がなかったものですから、鍼で視力が良くなるなんて「まさか」という思いがありました。ところが、本当によくなったんですよね。

 あれほど悩んだ事がなんだったのかなと思うほどでした。何よりも本人が嬉しかったみたいで、2年生になって学校での視力検査があった日、帰ってくるなり、「お母さん、全部見えたの。見えたんだよ。」と大きな声で家の中に入ってきました。今まで見えなかったところが見えて、周りのお友達と同じ位まで見えたという感じが少しオーバーな表現になったのでしょうか。子供と同じで私も嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
1995年 帯広市 男子(小学校1年生)

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