2018/09/10

VOICE 15/複視、右眼球外転神経麻痺

 昨年、10月10日に右目が痛くて眼科を受診した。結膜結石があったため、それによる痛みかも、とのことで除去手術を行った。しかし、翌日は更に痛みがひどくなり再度眼科でみてもらったが、結石除去自体はきれいに取れているので原因は他にあるのではとのことで、脳神経外科を紹介してもらいMRIで調べてもらったが、異常はなかった。歯に原因があるかもと歯科も受診したが考えにくいとの結果であった。連休を挟んで5日間は右顔面が痛く、食べれず、眠れずが続いた。
 
 連休が明けてから、顔の表面に症状が現れ、皮膚科に行って帯状疱疹であることが分かり、5日間抗ウィルス剤の点滴を受けたが、右の三叉神経、右目にヘルペスが発症したため右顔表面の違和感、右頭部の痛み、右目の炎症が続いた。
帯状疱疹後神経痛に対応するため、麻酔科で神経ブロック注射を1週間行い痛みは良くなったが右目が複視に成っていた。左目で見えるものに対して右目は下外方向にずれて見える状態となった。
 
 眼科で複視の状態を測定したが、複視の原因は眼球ではないとの見立てで、脳神経外科で脳梗塞、血管の詰まり検査としてMRIを行った。明確な梗塞等はないとのことで、病名は右眼球外転神経麻痺で神経麻痺なので回復に時間がかかること、どの程度回復するかも不明とのことであった。血流を良くする薬とビタミン 剤の投与を続けること、リハビリとしてブロック注射部位へのレーザー照射が西洋医学でできることであった。
 
 頭の痛みはなくなり、顔表面の若干の違和感と複視が回復する傾向がないことと、神経に係る症状なので東洋医学の鍼灸も効果があるのではと思い、東方鍼灸院 を12月8日に受診した。先生の話では鍼灸は瞬時に効果がでるとのことなので、直後違和感がなくなった。鍼灸の効果によるものか分からないが、次の日に右 下にずれていた複視の状態が半減するまでステップ状に回復した。西洋医学と東洋医学の相乗効果なのかも知れないが急激に回復した。その後のズレの回復はステップ状とはならないが、徐々に回復しており複視の程度が良くなりつつあるため、もう少しで車も運転でき職場に復帰できるのではと思っている。
2015年2月 帯広市 男性

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