2018/09/10

VOICE 20/前立腺炎

 こちらで研修をされた鍼灸師の方の紹介で、前立腺炎の治療の為、4日連続で施術を受けました。約10年ぶりの前立腺炎の再発で地元(東京)の泌尿器科医に言われたのは『1年になるか2年になるかわからないが、毎日薬を飲み続けなければならない。』でした。西洋薬を長期間飲み続けることに抵抗を感じ、東方鍼灸院での治療を決めました。
 
 鍼灸院自体初めてでしたが、“鍼(針)を使わない”というのは心理的な ハードルが低く、試しやすかったです。固くなったスジ(?)か何かが、(ツボに)種子付きの小さなシール(王不留行)を貼った途端、瞬時に柔らかくなるとい うのは正直驚きでした。また、気持ち 良いツボを探っていくというのは結構楽しい作業で、吉川先生が「ツボが(体の中の)状態を知らせてくれるんですよ」と仰っていたのが印象に残っています。

  気持ちよく感じた部位が次の瞬間には何も感じなくなったり、特定するがのひと苦労なことも多く、「(ツボが)よく動きますね~」(吉川先生)。「ここ!」 と特定できて種子付きや小さな鍼(平軸皮内針)付きのシールを貼ると、それだけで瞬時に身体に変化が起きる・・・・あまりに意外過ぎて、“さっきまでここって堅かったっけ・・・??”と訳が分からなくなることも(!)。
 
 4日間の治療のうち初日はあまり症状の変化は感じられず、2日目の施術後は下腹部に(それまで感じたことのない)ズシンとした痛みが走りまして、“わざわざ帯広まで来たのに・・・大丈夫だろうか”と内心焦りました。が、どうもそれはいわゆる好転反応だったみたいで3日目、4日目は(下腹部の)嫌な感じや身体の怠さが消えてました。

 東京に戻り2週間ほどは症状も出ず落ち着いていたのですが、その後再び症状が現れました。が、ちょうどその頃、ひょんなことから毎日(入浴時に)湯船に しっかり浸かるという習慣ができまして(それまではほとんどシャワーで済ませてました)、それがたまたまよかったのか、そうして以来現在まで前立腺炎の再発がありません。吉川先生がおっしゃっていた「治療の後の、普段の生活習慣が大事なんですよ。」というのはこういうことなのかな、と思いました。治療していただいてから半年が経ちましたが、おかげさまで西洋薬を全く服用せず、毎日元気に過ごしています。
2016年1月 東京都 男性

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